古民家や古い洋館を綺麗にリノベーションして住みたいと思っています。
なので、そいう建物を利用したレストランやお店に行くのも楽しみの
一つなのです。
どんな風に再生しているのか?とかどの部分を残してるのかな?
とか、いろいろ見させてもらっています。
こちらのおそば屋さんも、あまり修繕を加え過ぎず、築75年の古民家の
良さをそのまま残した建物を利用していらっしゃいます。
落ち着く雰囲気の中で美味しいお食事を出してくださるお店です。
建物の中へ入る玄関です。
お庭のテラス席はちょっとモダンに黒でしつらえてあり、こちらも
なかなか気持ちイイのです。素敵なストーブがあるので寒くないし。
古い日本家屋の特徴でしょうか、住居全体が四角や長方形ではなく、
凸凹のある全貌をしています。
小さな中庭があってそこに笹の葉が植わっていてなかなか風流でした。
レストランの佇まいが素敵なだけでなく、お料理もおいしいですよ。
これランチの前菜です。この後におそばが出てくるコースです。
店内もあまり修繕していなくて、いい感じです。(^_^)
古民家移住については、本を買って読んだり、ネットで調べたり、
いろいろな方からもアドバイスをもらっています。
住宅の専門家である友人が言うには「古民家なんてアーティスト
とか感性を大事にしたい若者とかが住む家よ!これから歳とって
ゆく人が住むべきじゃないわ。すきま風が寒くて早死にしてしまうよ。」
「洋服はカビがはえるし、虫が入ってくるよ。」「安全面で心配だわ」
とのことでした。。。。(@o@)
しかも、ちゃんと住めるように壁に断熱材を入れたり、トイレお風呂
キッチンなどの水回りを替え、窓とドアを新しくしたりなど、
修繕には新築住宅を建てるくらいか、それ以上の費用がかかるとか....
そういったアドバイスも聞いてきたので、何度か「やめた方がいいかな」
なんて考えてみたけれど、やっぱり惹かれるし好きなんですよね。
理由とかはないけれど。(うふふ、恋みたい!?)
want toの気持は大切なものだから、消さないように漂わせておこうと
思います。(^_^)
実は、おそば屋さんに行ったのも写真を撮ったのも、少し前の事
だったのです。今日この記事を書いたのは、実はちょっと凹んでた
から自分に『気合い』を入れるため!!
先日「このお家がいい!♡」とLove 光線を送っていた古民家が
ブルトーザーで解体されて、跡形もなくなっていたのを目の当たり
にしたから。。。。(;o;)
うぁ〜、悲しすぎる〜。新しいものと取り替えがきかない物だよ!
こんなせつない想い、そういえば去年もあったな。。。
今の家の近くに大きくて立派な桜の木があって、毎年春に桜の花
が見れるのを楽しみにしていたのです。
ところが、ある日大きな電気のこぎりで切り倒している所を目撃!
「え?まさか?うそ?」と考えていたのもつかの間、桜の大木は
ズバッと切られ、ドサッという鈍い音とともにあっけなく地面に
倒れました。。。高速道路ができるんだって事で。。。
その光景を目の前で見てしまった時も、ハートがズキズキ痛んだな。
でもね。
自分も全てのものも、常に変化し続けてるんだし。
絶妙のタイミングで最高の出逢いがまた巡ってくるでしょう。
その時を楽しみに、またいろいろな建物や空間を体験することを
楽しんでゆこうと思います♪♪
鎌倉☆由比ガ浜「松原庵」