自己を観察することで、不幸になる毒感情からの支配を抜ける方法をスマナサーラさんから学びました

テーラワーダ仏教(上座仏教)のアルボムッレ・スマナサーラ長老と、コメンテーターであり評論家の宮崎哲弥さんのお話会に出席し、充実した時間を過ごすことができました。

作家であり大学教授をされていたスマナサーラさんの慈悲に満ちたオーラに触れ、感心するほど頭がきれる宮崎さんの話術を目前にし、触発されて帰ってきました。

いまだ幸せ感と脳が活性化した感覚が残っています。

スマナサーラさんは、ユーモア溢れる面白いトークで釈迦の悟った「知恵」についてお話ししてくださいました。

人間には生まれつき「貪・瞋・癡(とん・じん・ち)=(欲、怒り、無知)」3つの先天的感情が備わっています。それら三毒と呼ばれるものを持っているから、人間は本質的に不幸になるようにできている、というお話しでした。

貪・瞋・癡をなくせば幸せになれるのだけど、なかなか難しいものです。

完全に無くすには修行が必要だと長老がおっしゃっておりました。でも、自己を観察することで意図的に回避することができるようになります、とも。

人間は、データを取り入れて『認識』しますが、その際に、入ってきたままではなく必ず頭の中でデータを『捏造』してしまうのです。

客観的にありのままの世界が見れたら、どんなにか良いのですが『主観』という無知が邪魔をします。私達はいろんなバイアス(偏見)を持っている主観からなかなか自由になれません。

でも、怒りに身を任せていると、本当の喜びからは遠ざかってしまいます。幸せになるには強い心が必要です。

「理性で生きている」=強い心
「感情で生きている」=弱い心

感情が命令するままに行動してしまうのは『弱い心』完璧に自分で責任を持てる心が『強い心』です。

また強い心の持ち主は「考え過ぎをパッと断ち切れる」人。「心の大部分を気になる事に占領されている」のは弱い人。ということになります。

私たちは毎日、いろいろな事を変えていかなくてはなりません。

悪いもの古いものはすぐやめて、新しいことに移行しなくてはなりません。自分で考える能力は誰にでも必要です。

でも、人間が考える事は、何か(誰か)に支配されています。

今こそ、そういった無知の支配から逃れる時です!!

人の『主観』というものが『無知』なので、これを『客観的な知識』にする、すなわち ”頭の中の捏造”を無くすと、心が楽になり、自由になれます。

意味も無く「金持ちになりたい」と言う、理由も無く「◎◎が欲しい」と願う、これらは捏造によって踊らされているだけです。

スマナサーラさんは「無知に支配されてはならない!」と熱心に語っておられました。

ちなみに「お金が欲しい」と言ってる人に限って無知によりなんだかよくわかんないけど欲しい、になってしまってることが多いそうです。

もし「お金が欲しい」と思っているならば、具体的にどんなふうに使ってこれに必要だから「◎◎円欲しい」と具体的な数字を言うようにしてください、との事でした。

それが、本能(捏造)に踊らされていない、自分の感情にコントロールされていない意識の使い方の一例です。

お釈迦様が悟ったことは、脳科学とか心理学など近代に学問により発見されたセオリーと合致しています。

2,600年前の何もなかった時代にたった一人で菩提樹の下でわかってしまったとは!

スマナサーラさんの本には、とてもやさしくブッダの教えが書かれています。宗教的な要素はなく、幸せになるための頭と認識を知り心の使い方を学べる内容です。

宮崎哲弥さんは仏教家なので、とても話しがスムーズに進行してゆきました。宮崎さんの知的な間の手とエスコートで質疑応答も充実していました。

自己を観察することで、不幸になる毒感情からの支配を抜ける方法についてお話を聞けただけでなく、素晴らしい人達と同じ空間にいる体験をしたことで、プラスアルファーの非言語の情報を受け取ったような気分です。

 

 

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