訪問セールスマンがドアを開けてもらう極意は、相手の生命時間を重んじることから

4月以降、大手証券会社の新人営業ウーマンが、近隣をしょっちゅうまわっている。

「こんにちは!◎◎証券△支店に新しく配属されました◯◯ともうします!ご挨拶に参りました」

というのが1回目。2回目も同じ挨拶。「挨拶は特に結構です」と断った。そして今日の訪問が3回目だった。

押しベルの音が聞こえ、インターフォンで応答したら、「◎◎証券の◯◯と申します!一度お話しを聞いていただけないでしょうか」という、あの新人さんの声が聞こえてきた。

「3回目にして、最悪のトークを言いおったな!!こりゃいかん!」と思い、こう答えた。

「30分で1万円いただいておりますが、よろしいでしょうか?」と。

「えっ」、と小さい声が聞こえ、あとはシーンとした静けさに包まれた。

失礼きわまりない。人をインターフォンまで呼び出しておいて、返答したのに無言だなんて。
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だいたい、まったく知らない人から、何の興味もない内容の話しを生命時間を削ってまで聞かなくてはならない理由は何なのか。

そこの所をまず考えて欲しい。

これまで私は一度もドアを開けた事はないけれど、犬の散歩中にことごとく断られながらも家々のベルを押し続けているその女の子の姿を見かけたことがある。

おそらく彼女は、ただ単に上司に「◯人の人に営業しました」と報告数を増やすことだけ考えながら、闇雲にベルを押しているのだろうと思う。

でも、それではドアは開けてもらえないだろうし、良いお客さんにも巡り会えそうもありません。

押しベルを押し、インターフォンをとってくれた時、「何を言うか」に勝負がかかっているのだから、そこに磨きをかけなくては二進も三進もゆかない。

新人だし超レアな証券取引に関する知恵は、もっていないだろう。だったら何か別のベネフィットを提供しなくてはならない。

大切な相手の生命時間を割いていただくために、何を提供できるのか?それを一言でインターフォンで伝えなければドアは開けてもらえない。

もし提供できる情報も何の取り柄も持ち合わせていないならば、とりあえず玄関まわりの雑草抜いていいですか?とか、オリジナルの小冊子を作ったので読んでくださいとか、3分間だけ肩モミしますとか、某かのものを提供しなくては!!

人の時間に対する価値と重みを知り、それを尊重する。新人営業マンさんには、これをまずは徹底してほしいと願う。

それが解れば、自己中心的な”上司に怒られたくない為の行動”、ということが見え見えのトークではなく、心と心が繋がる対話ができ、ひいてはドアを開けてくれる確率があがるだろう。

何とも無意味な行動ばかりして空回りしている若者を見ると、つい助けたくなってしまう悪い癖がある。

いけない、いけない。

そんなことを、午前中ピンポンを押された後考えていた。

ようやく日が陰って涼しくなってきたので、先ほど玄関周りの草花に水やりをし、ポストを見てみた。

すると、新人女性営業マンの名刺が入っており、メモ書きがあった。

『大変楽しいご対応していただき、本当にありがとうございました。是非一度お目にかかりたいです。また改めて参ります。』

もしかしたら、まったくのダメ新人ではないかもしれない。

近隣まわりの時は引っ張りだこで、いろんな家庭でお茶を出してもらえるような、そんな望まれる営業ウーマンに成長するといいですね。

訪問セールスマンがドアを開けてもらう極意は、相手の生命時間を重んじること!ここからがスタートです。

さ、て、と。
次はどうなることやら。

こちらも「一言で気づきと学びを得られる」インターフォン返答を準備しておくことにしよう。
 
 

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