何年か前に、登山家の方がヒマラヤ山脈に登られた時に、「登山中に出逢いました」といって、それはそれは鮮やかなブルーの花の画像をSNSに投稿しているのを偶然見かけました。
黄色い岩肌にぽつんと咲く真っ青な花。コントラストがとても印象的でした。
この世の物とは思えないくらい美しいブルーの花の写真を見て「いつか私もこの目でみてみたい!」その時、そう心に誓いました!(心に誓うということはアファーム@宣言することになるからこれってアファメーションですね)
とはいえ、お花を見に行くためにヒマラヤ登山ツアーをするのも大変そう。高山植物であろうその花を入手するのも難しそう。
そもそも、苗や種など売ってないんだろうな….と思っていたところ、この本に出逢いました!
たまたま入ったカフェに置いてあった雑誌を、パラパラめくって眺めていたら、この本が目に止まったのです。
だって、本の表紙には昔、登山家さんが紹介していたブルーの花が載っていたのですから!求めていれば自然にご縁ができるのですね。帰宅して速攻でその洋書を注文したのでした〜。
本の中で「ブルーポピー」という英文名が掲載されていたので、それを元にいろいろ探してみたところ、日本での俗名は「ヒマラヤの青いケシ」だとわかりました。ケシ科メコノプシス属だそうです。(Meconopsis betnicifolia)
ネパール、チベット、ブータン、シッキム、などの3,500メートル級の高山帯に分布している青く大きなお花です。
そしてなんと、北海道で栽培している園芸所が見つかったのでさっそく苗を取り寄せてみました。
1年後の初夏に花が咲けば、万々歳。とても栽培が難しい様です。今は冬ですから、苗は地上部が枯れた状態で届きました。
高山植物なので、西日や日中の強い日差しが苦手な様で、夏は風通しが良い“半日陰”に移動させなければいけません。
東からの朝日の柔らかい日差しだけあてるようにした方が良いみたい。地植えは難しそうですから、鉢植えにしてお日様の動きにそって鉢を移動させる感じになりそうです。
個人セッションを受けにきてくださるクライアント様や受講してくださる皆様に、この美しいブルーの花をお見せする日が楽しみでしかたがありません!みなさんの笑顔が目に浮かぶ様です。
難しいのかもしれないけれど、大切に育ててみることにします!
そうそう…
私と“ヒマラヤの青いケシ”のご縁を繋いでくださった登山家さんにまつわるお話しを、1つ思い出しました。非常に興味深かったので、よく覚えています。次回の記事でご紹介させてくださいね。
ヒマラヤの蒼いケシ①(ブルーポピー)との出会いアファメーションから
ヒマラヤの蒼いケシ②(ブルーポピー)の蕾が1つあらわれました
:ヒマラヤの蒼いケシ③(ブルーポピー)の蕾がいっぱい増えました
ヒマラヤの蒼いケシ④(ブルーポピー)が開花しました
ヒマラヤの蒼いケシ⑤(ブルーポピー)の季節が美しく終わりました