子供さんへの質問にすべて答えるお母さん、すべてをお母さんのせいにする子供

4歳になったばかりの子と食べ物の話しをしている時に、「P子ちゃんはさ、何が好きなの?」と、質問してみました。

「ん〜とねぇ、え〜と…」

真剣な面持ちでいろいろ思い出している様子。そんなお顔がなんとも可愛らしいなーと、思いながら答えを待っていると、P子ちゃんのお母さんがすかさず口を挟んできた。

「ブロッコリーだよねっ❤」

(…あのぉ、あなたに聞いてませんけどぉぉ)…と思いながら、またP子ちゃんと会話を続けていると、「あのね、お豆があんまり好きじゃないの。皮がかたいの。でもね、好きなお豆もあるのよ。」と教えてくれた。

「へぇ、そうなんだ〜。どんなお豆が好きなの?」と聞いてみたら、「えっとぉ〜、あの…」と、何か言おうとしたその瞬間、またしても母親が口を挟み「黒豆が好きなんだよねっ❤」と答えてくださった。

こんな感じで、ぜんぶお母さんが答えてしまうのです。(@@)

P子ちゃんは答えられない性質の子ではなく、好みがはっきりしているタイプの子。だからこそいろいろ考えてから、けっこう長いセンテンスでお話ししくれる子供なのです。

だから、できれば、
考える』=>『答えをまとめる』=>『言葉で表現する
この行程をゆっくりでいいから、繰り返しやっていったら、表現力もつくし、思考回路がしっかり構築できるし、本人のためになるのではないかと思う。

「私はこれが好き」「これは好きじゃない」
「これは気持ちいい」「気持ち悪い」

など、はっきり自らの意見や感覚を持っていた方が、あきらかに幸福度の高い人生を送ることができるのではないでしょうか。

そのためには、質問を投げかけてあげたり自分で考えさせたり、そういうことを沢山してゆくと、IQが上がるだけでなく、その子の感性も磨かれていきますよね。

我が国では、自分が “何が好きか?” さえわからなくなってしまうほど混乱した人がたくさん存在します。これは、P子ちゃんのお母さんのような大人が多いからなのか?

多くの人は、自分の考えではなく、世間の考え、家族の考え、マスコミの考えなど “世論が自分の考え” になってしまいがちですが、それ以前に、母親など周囲の大人の考えが刷り込まれていますよね。

P子ちゃんの場合は、「ブロッコリと黒豆が好きな私」が、しっかり母親によって刷り込まれてしまっているでしょう。

もしかしたら、本当はブロッコリは2番目に好きなもので、この間はじめておばあちゃんちで食べた梅干しが1番好きになってるかもしれないのに…

母親の考えが刷り込まれてしまうのは、一緒に暮らしているのだから当然のことです。

人種差別とか保守性とかそういった思想のようなものも含めて子供の頃に受け継ぎます。(その後、教育を受けて独自性が芽生え変わっていく事もあれば、変わらない部分もありますね)

そんな背景もあってか、何か人生でうまくゆかないことがあるとそれを全て『親のせい』とする人がいます。一昔前の古い心理療法の考え方ですね。

影響を受けてない人はいない位に、親の影響があることは確か。でもそれを「せい」という言い方をするのは、ちょっと違うのではないでしょうか。

先日も、「母親に手紙を書いて渡した」と言っていた人がいました。どこかで心理療法を受けてきて、自分が受けてきた影響や幼児期の体験がヒドかったことが発覚したからだと言うのです。

手紙の中では、いかに母親の言葉で傷ついてきたか。父親に怯えて暮らしていたが助けてくれなかった悔しさ。そのせいで萎縮した性格になってしまったか、とか。そういう恨みつらみを沢山書いて渡したそうだ。

これをやって、物事が全てプラスに転じるのなら、百歩譲ってよしとすることもできるかもしれません。

けれども「現状の辛さ」を人のせいにして、相手の過去を全否定して、それを書面で手渡す行為で、前向きな進展はまず望めないでしょう。

では、どうしたらよいのでしょうか!?

「ありのまま」を、中庸な視点でそのまま受け止めればよいのです。感情を差し挟まずに。

親はただその時代のその状況の中で最善をつくした。もし、子供が「母にイヤなことをされた」と感じたのならもしかしたらそれは何かの代償行為かもしれませんし、真意は誰にもわかりません。

子供側は「イヤな事」と受け取っても、親は「いいこと(教育)」のつもりでしていることが往々にしてありますよね。

だから、無条件に、「ただその時代のその状況の中で最善をつくしたんだな」とニュートラルに受け止めるのが、先の未来に幸せをつかむための鍵になります。

被害者意識の強い人は、「自分だけがヒドい目にあっている」という強い思い込みを持っていることが多々あります。そして、いかに自分の母親がヒドい最低の人間だったか、をことあるごとに語ります。

(これ↑しないでくださいね、同時にそのDNAを持つ自分もヒドい人間であると宣言していることになりますので)

おもしろいことに、同じ母親から生まれたきょうだいに聞いてみると、それほどヒドい母親ではないことが発覚することもあり驚かされます。むしろ母と仲良しだったり。

「どう受け止めるか」は、人によってずいぶん認識が違います。だからなおさら、出来事をニュートラルに受け止めることが大事になってきます。

「ただその時代のその状況の中で最善をつくしたんだな」という受け止め方をすると、好きな未来を創りやすくなります

これは、大人になったあなたへのメッセージ。

お子様がいらっしゃる方とか、周囲の大人の方へのメッセージは、「どうぞ、子供が質問への答えを考えている時に、横から答えないでください」(^^;; そして、いっぱい質問を投げかけてあげたり、自分で考えさせたり、してあげてください。

そして、自分がもし、「何が好き」で「何がワクワクするのか」がまったくわからなくなってしまった、という方がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいね。
 
 

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