ご近所さんからの落ち葉のクレームは人間関係の問題だと捉えて対処しよう!

住宅地で大きなお屋敷の庭から舞い落ちる「落ち葉」がクレームの元になるケースがあるようです。葉っぱって誰のものだろう!?と考え込んでしまいました。

美しい四季のある日本では、秋から冬にかけて、落ち葉が舞い散ります。

昭和の時代は、落ち葉を集めて焚き火をしていましたが、今は人口が増えたため家同士の建物の距離が近すぎるので、焚き火をすることはほぼできなくなってきています。

最近では、ご高齢者が売りに出した広々とした土地は、そのまま買う人がいないため、業者さんが買い取って小さな区画に整地して販売するケースが増えてきました。

小さな区画には、若い人達が小さくて可愛らしいお家を建てて住んでいます。だから、若い人の新しく小さな家が集まってるエリアと、お年寄りの大きな土地に建った大きくて古い家とが、住宅街の中で混在している光景が各地で見られます。

将来的には、大きな古い家はすべて無くなり、小さな区画に建った小さな家ばかりが密集するようになっていくのでしょうか。

現在のような移行時期には、ある問題が起こることがあります。大きな家のお年寄りに対して、こんなクレームを言う若い人がいるというのです。

「あなたの家の木の葉っぱが、我が家の敷地内に入ってくるのですが、何とかしてください!」というクレーム。

「私は葉っぱ掃除がイヤだから、掃除しなくていいような家と外構にわざわざ建てたのに、なぜあなたの葉っぱを掃除しなくちゃならないんですか!」と。

おじいさんとおばあさんは、目が点状態。

これまで何十年も生きてきて、そんなクレームをつけられたことなどなかったのではないでしょうか?!

私もそんな風に考える人がいるんだ、って驚きましたし、そもそもこのような考えが浮かんでくるのは、自分が地球に住んでいることを忘れているからではないか?という気がしました。

例えば、この下の写真の様にお隣りさんの家に生えて、伸びきってしまった雑草から種がこぼれ、自分の家に新たに雑草の子供が芽吹いてきた。。。

この葉っぱは、誰のもの?
zattsou700.jpg
もしくは、小鳥が実をついばみ、その種が入ったウ◯チをぽっとんと落としたら、その土地に木や雑草が生えてきます。

これは、誰の葉っぱ?

なんだかよくわからなくなってきました。

地球上に住んでいれば、どこからともなく雑草や落ち葉が飛んできますからね。「あなたの葉っぱ」「わたしの葉っぱ」の定義づけなどできないです。

少し前にも、ブログ読者様からこんなメッセージをいただきました。「うちに生えている桜の木を切れ、とご近所から言われている」とおっしゃるのです。

返信させていただいたたのですが、長過ぎたので「ブログ記事にも書きますね」とお話しさせていただきました。私の見解を書いてみますね。

このケースは、新たに近所に引っ越してきたお年寄りからのクレームです。この読者様の敷地内に生えている桜の木から葉っぱが飛んでくるので、「掃除が大変苦痛だ。だから木を切ってくれ」というお年寄りからのクレームだということでした。

おそらく、そのお年寄りの家の敷地が“吹きだまり”のようになっている位置にあるのではないかと想像しています。だから、飛んできた葉がたまるのではないかな?と。

そうなると、例え桜の樹を切ったとしても、葉っぱで困ることは無くならないのではないか?と予測できます。(地球に住んでいるのだし…)

読者様は、その桜の樹をとても大切にしていて、桜と共に生活することに喜びを感じておられるのです。だから勿論、切るなんてできません。

でも、お年寄りにとっては、掃き掃除は本当に辛いもの。腰を中途半端に曲げた状態で、歩きながら手を動かさなくてはなりません。すぐに腰が痛くなってしまいます。これは、若い年代の人には理解できない辛さです。

だったら、木を切ってあげるべき!?

それも、なんだか妙な対応な気がしますよね。おそらく切ってあげたとしても、お年寄りの敷地には葉っぱ問題はつきまとうはずですし。

では、どうしたら一番よいのでしょうか!?

この件に関しては、「『葉っぱ』の問題ではない」ということを、きちんと認識することがまず必要でしょう。

この問題は、「人間関係」の分野になってきます。

自然を大切にしたいという価値観の人もいれば、時間の効率化を目指したい価値観の人もいます。それらの人達も含め、いろんな価値難の人が
混在しているのがこの世界です。

けれども、殆どの人に共通の想いがあります。それは「楽しく幸せに暮らしたい」ということ。

それを実現させるには、「自分の価値観オンリーで自分の世界をつくる為に、近隣の人を巻き添えにする」ことは、あまり得策とは言えないのではないでしょうか。

例えば、ご近所さんが大切に愛でている樹を切れと命令したり、逆に、メンテを怠った植木の枯れ葉を隣りの家にまき散らしたり。そういった行為は、自分の世界をつくるために近隣を巻き添えにしている行為ですね。

もしも掃き掃除をしたくないし、それはゆずれないと主張するならば、高層ビルに住めば問題は解決します。でも、そうしないのならば、どこかでご近隣さんと折り合いをつけて住まなくてはなりません。

また、庭の樹を絶対維持していきたいのであれば、できる限り、自分の敷地内のみに落ち葉が収まるように、定期的な剪定や樹のメンテナンスは必須です。

近隣に迷惑がかからない様にするには、樹の枝が自宅フェンス内に収まる様に、フェンスより低くなるように剪定することは欠かせません。

さらに、植木屋さんに依頼して樹を別の位置に移動させることもできます。上記のケースなら、クレームをつけてくる人の家の方向に向かって風が流れる様ですから、そうならない位置に樹を移動させるのです。

これらを行なったとしても、きっと葉っぱは引き続きクレームをつけた人の家に入ってしまうでしょう。

それでも「一生懸命に努力をしてくれてるな」ということを見せるため、パフォーマンス的な意味あいでもメンテナンスは必要です。「ちゃんと私の苦しい気持ちを受け止めてくれたんだな」と認識してくれるでしょう。

誠意が見えただけで許してくれるってことも、ありますよね。(もちろん全員がそうではないですが)

犬を飼っている人は、近隣に迷惑がかからないように鎖で繋ぐか家の中もしくは檻の中で飼育管理しますが、樹木を育てる人も、同じような意識が必要です。

また、葉が落ちる時期には、葉っぱで迷惑をかけているお宅の前の掃き掃除を毎日行なうことも必須。せめて、見えてる公道の部分だけでも自分の桜の樹からでた落ち葉を回収した方がいいです。

飼っている犬が、道端でウ◯チしたら拾って処分しますよね。どれが誰の葉っぱかを認定する事はできないけれど、誠意を見せることが、みんなが幸せに暮らすための一歩となることでしょう。

それから、この事は人間関係の問題なのですから、常日頃から挨拶だけでなく、何か一言声をかけていると、状況が少しづつ改善されるのではないでしょうか。「今日はお天気が良くてよかったですね」「寒くなってきましたよね」みたいなこととか、世間話をするとか。

近隣との問題は、原因が“葉っぱ”だとしても“音”だとしても、何にしても『人間関係』の問題だと捉えること。

そう捉えて、考えながら対応していく。決して「頑に“NO”の一点張り」にだけはなりませんように!

そう言ってしまったら、何十年間もご近所さんとイヤな関係が続いてしまう可能性だってあるのですから、気をつけたいポイントです。

もし、どうしたら良いかわからなくなったら、夜寝る前に祈って(宣言して)みてください。「私もお隣の人もどんどん幸せ度が増している」と。(間違えなくこれが一番効果的でしょうね!)

 

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