自分軸の芯は、「大好き」だった

厚みが10cm以上あるこの植物の百科事典。かなり年期が入っていますが、これはある3代目ガーデナー(植木屋)の私物です。(自分の先祖も、夫も、夫の実家も、植木屋さん。生粋です!)
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原著は英国で出版されているそうで、日本の園芸図鑑には載っていない植物も、多数掲載されているそうです。15,000種類の植物のことが収録されていて、6,000枚の写真が観覧できます。

持ち主のガーデナーさんは何十年もの間、この辞典を読み込んできたのだそうです。

「なんだか最近物忘れが多くて〜」なんて言いながらも、難しくて憶えられないようなカタカナが並んだ花の名前が、スラスラと出てきます。もちろん、名前だけじゃなくてその植物の特徴や育て方なども全部!

「図鑑を読み込んできた」といっても、それは半端じゃないレベルでしっかり何度も繰り返し熟読してきたんじゃないかなと思います。それプラス、実際に植え付けてきた経験も30年ほど。。。

彼女が、家業の植木屋でガーデンデザイナーとして働きはじめた頃は、デザイナーなどという職業は日本には無く、植木屋は男性の職業でした。3代目とはいえ女性である彼女は、元々専業主婦をしていました。

でもある日突然、ふと「庭のデザインをやりたい!」という想いがフツフツとわき上がってきた。その想いはとても強いものだったそうです。夫は快く応援してくれたのでスタート。

けれども、同じく植木屋を営んでいた義父に、仕事をすることについて猛反対をされてしまい、しばらく口をきいてくれなかった。

それでも「庭のデザインをやりたい!」という心の深いところからわき上がってきた想いは、もう消す事ができなくなっていました。

ある日、義父が経営する植木屋で3000坪の大きな庭づくりを任され義父は困り果てます。そんな困った義父から、デザインについての相談を受けたことで、3年を経て和解したのだそうです。

昔は、大きなお屋敷が沢山あって、植木屋さんはひっぱりだこ。その頃はバブル前で景気もよかったし、一本3000万円の樹を納品して植え付けたりすることもあったり、羽振りがよい業界だったようです。

そういった時代も終わって、徐々にイングリッシュガーデンなど洋風の庭を創って欲しいと依頼する人も増えてきました。

当時はほとんどガーデンデザイナーが居なかったこともあり、家業の植木屋とデザイナーが癒合することで、よりビジネスが上手くゆくようになったそうです。

彼女はデザインセンスも抜群、専門知識は半端じゃないほどあり、そして植物をこよなく愛する心の持ち主、

貴重な存在なため、今もひっぱりだこ。いつも忙しくしておられます。

でも、広告も出してなければネット上で情報も出ていない。100%口コミのみで仕事が繁栄しているのです。芸能人のお庭も手がけていますが、こちらも口コミのみ。

もしも、『だ〜い好きなこと』があれば、それをやろう!

でもなぜだか、“だ〜い好き”なことをやり始めると、世の中の半分の人から反対されているような気にさせられる状況に陥ってしまう事があるんですよね。

でも、「それでもダイジョーブ」。だ〜い好きだから、誰に何を言われようとも持続してゆける。

義父に反対され “無視の刑” にさらされようとも、同業者の男性からバカにした態度をとられようとも、どんな仕打ちを受けようとも、続けてゆける。

『だ〜い好き』には、
そんなパワーがあるのですね!

「自分軸」は、「大好き軸」!
そうなんだ!

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