大道ブログ

気持ちいい心でいたい私のWell-Being日誌

口癖が未来をつくる、願望を言語化して4パターンの悪い口癖を直す方法

言葉は正しく使わなくてはいけないよな〜と、つくづく思います。

間違った言葉づかいをし続けることで、人生が思ってた状態とは違うものになってしまうから。

でも、つい周りの空気を読んでその場にフィットしたことを、つい言ってしまったりするんですよね。

空気読みながらのコミュニケーションは人間関係を円滑にするかもしれない。一方で、自分にとっての真実とはちがう「嘘の言葉」は、自分にとって不利になる。

できれば言いたくありません。

自分にとっての正しくない嘘の言葉が、口癖になっていることがよくありますが、口癖は自分1人では見つけにくいもの。

口癖を発見して、悪い口癖(真実と異なること)が見つかったら、その真逆の「真実のこと」を言語化して、上からどんどん被せていく必要があります。

関連記事⇨ 口癖をやめる方法、3つの戦略で悪いクチグセ習慣を手放すには?

口癖が未来をつくる


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つい最近のことですが、数人で会話をしている時に、話しの流れから「結婚したくないので...」と言った女性がいました。

老婆心の塊のようなワタクシですから、「ん?」とその言葉が気になりました。

 


👄「それ、本当のことですか?」

👱‍♀️「はい、結婚したくないです」

👄「70代80代になっても独身で1人でいたいってことですね」

👱‍♀️「いえ、その頃には誰かいた方がいいかなって思うけど...」

👄「それじゃ、正しく言うと“今はまだ結婚したくない”ということですよね?」

👱‍♀️「そう!そう!そうです、めんどくさいから」

 


この40代の彼女、このまま「結婚したくない」と事あるごとに言い続けていたら、本当にその願いが叶ってしまいます。

それから「結婚するとめんどくさい」というのは、完全なる思い込みです。

めんどくさい事もあるかもしれないし、めんどくさいけど助けられることもある。

結婚はめんどくさいものという思い込みを持っていたら、そのような脳内イメージがしっかり根付き、実現化する可能性がありますよね。つまり、将来結婚するときめんどくさい性格の相手を引き寄せてしまいます。

 


👄「あのね、一緒に暮らしていて楽チンな男性もいっぱいいるんですよ」

👱‍♀️「そういう人なら今すぐにでも結婚したいです!」

 

 

あらら、本当は今すぐ結婚という道もアリだったのですね。ということは、彼女は相当間違った言葉づかいをしていたことになります。

ものすごくやりがいのあるお仕事をされている女性ですから、それを邪魔されたくないのでしょう。

もしお相手が自分のことを自分でやらない男性だったりしたら、めんどくさい事が増えてしまいますね。

お気持ちよくわかります。だけど、このままではご自身が望まぬ方向にむかってしまいかねません。

願望を言語化して悪い口癖を直す


そこで、彼女と一緒に「正しい言語化」を試みてみました。

 


👱‍♀️私の全てを大好きでいてくれる人、

👱‍♀️自分の健康管理や身の回りのことをきちんとこなせる人、

👱‍♀️お互いにやりたいことを応援しあえる相手

👱‍♀️家事が上手でマメな男性

👱‍♀️お互いを深く愛し合い、尊敬しあっている

 

洗い出しをしてみた結果、彼女は「もしこのような性質をもっている男性がいたら結婚したい」ということが、真の気持ちだということがわかりました。

この内容をは紙にしっかり書き出しておくのです。ついつい空気を読み、流れで嘘の言葉を言ってしまわないように、たまに見返すのです。

アファメーションのルールに従って正しく言語化したものをノートに書き留めておく。

もしもこの次また結婚の話題になったら、「私は理想どおりの大好きな人と結婚する」と言うようにします。

これが、彼女にとっての「本当のこと」です。今までは嘘のことを言っていたのです!  

口癖が生まれた原因の第一位はコレ

 

人はなぜ、ウソのことを語ってしまうのでしょうか。

色々な理由がありますが、一番多いのは「思い込み」です。

時は流れ、周りの状況も世界も移り変わっていきます。同じように得た情報も、感じた感情も、知り得たことも、関係性も、ゆらゆらと流れゆくのです。

先に登場した40代の女性は、昔お付き合いをしていた男性が「超めんどくさい男」だったと教えてくれました。

そのせいで、「結婚男と暮らすめんどくさい」という図式が思い込みとして頭や心にこびりついていたのです。

まさに思い込みからくる口癖だったということです。

関連記事⇨ ダブルバインドの悲劇、目標や夢は書くだけで叶う?書いただけで叶うわけがない?

4パターンの悪い口癖を知る

 


パターン1

周りの空気を読んで、つい嘘の言葉を言ってしまう。

特に女性同士は、共感し合うことでコミュニケーションをとる傾向にあるので、ついつい場の空気を読んでしまうパターンです。

 


パターン2

「そうなって欲しくないこと」をつい言ってしまう(真の想いとのことをつい言ってしまう癖)。

心理的逆転という現象でそうなっている、性格的にそのような傾向、などが考えられます。

 


パターン3

過去につくられた「思い込み」がこびりつき、口癖になっている。

今はもうそう思っていないのに、なぜか昔の体験から得た思い込みが、いつまでも無意識レベルで残り続けてるパターン。先の女性のケースがこれ。

 


パターン4

身近な人の口癖がうつってしまったために、自分にとって真実ではないのに、繰り返し言ってしまう。

自分の親の口癖を、そっくりそのまま自分の子供に言ってしまうんです」とおっしゃる方は意外と多いものです。

 

悪い口癖を発見する方法

 

口癖を見つけようとしても、自分で発見するのはなかなか難しいものです。

 


オススメは、第三者にモニタリングしてもらうこと。

 

仲の良い友達同士、パートナー、セラピストなど、身近にいる信頼できる人と一緒に「言葉づかい」の洗い出しをしてみます。

相手が「本人にとって真実ではないことを言語化していないかどうか?」を、お互いに、モニタリングし合いっこすると、意外な発見があります。

「この日の何時から何時まで」というふうに、時間を区切ってモニタリングしてみてください(ずーっとやるとストレスになりますので!)。

「ちょっとでも嘘のこと、自分にとって真実ではないことを口にするのはやめる」というシンプルなルールです。

これだけで、ずいぶん人生が変わっていくんです。

決して大げさに言っているのではありません。多くの方が実感している事実。実践した方はきっとそう思ってくださるはずです。