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これまで、プラハの静かな地域こちら側のことばかりを書いてきた。
今日はちょっと、向こう側@市街地のことを書いてみようと思います。
プラハには、中世以降のさまざまな様式の建築物が共存しているらしい。
それぞれの時代によって、違う工夫がこらされた細部を見るのも楽しい。
私には違いがさっぱりわからなかったから、ちょっと勉強してみた。
【ロマネスク様式】
(10世紀〜13世紀)
石を積み上げた壁に、馬蹄型の小さな窓、半円アーチの入り口が特徴。
【ゴシック様式】
(12世紀中頃〜15世紀初め)
尖った塔、上部が尖ったアーチ型の入り口、ステンドグラスの大きな窓。
【ルネッサンス様式】
(15世紀〜16世紀)
イタリアから始まった古典復興。端正で華やかなデザイン。
【バロック様式】
(17世紀〜18世紀中頃)
楕円や曲線が多様された動きのあるデザイン。タマネギ型のドーム屋根。
丸みのある塔。派手めで重厚な装飾。
【アール・ヌーボ様式】
(19世紀〜20世紀初め)
植物の流れるようなフォルムを取り入れた優美な装飾。
【キュビスム様式】
(1910年〜14年)
クリスタルグラスのカットの様な、線と面の組み合わせが特徴。
このモルダウ河を挟んで、向こう側が市街地です。
宿泊したホテル、マラー・ストラナの丘、プラハ城、そしてお茶カフェは、
こちら側にあったのでした。
向こ う側の市街地側へゆくには、カレル橋を渡って歩いてゆきます。
カレル橋のたもとにある塔には登る事ができる。
この塔は「ゴシック様式」の建築物。
橋の上は歩行者専用だから、可愛い女の子達が座って歌を歌っていました。
観光客@おじさん達が写真を撮影して、いろいろ話しかけていました。
(エ!? 私もおじさんと同じメンタリティーってことかっ)
市街地は、こ ちら側とだいぶ雰囲気が違います。
歴史のある建物だけど、普通の会社や劇場など公共の施設などがある。
向こう側である市街地は、観光客も含む人が沢山。。。
車の交通量も多いし。あまり上手に写真が撮れなかった...
私が多くの時間を過ごした、静かな迷路に迷い込んだような、
不思議の国であるこちら側とは、だいぶ雰囲気が異なる。
ロマンチックなカップルで訪れる皆様には、ぜひこちら側を
おすすめしたいです。
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