ミラクルフルーツをはじめて食べてみました。
西アフリカ原産のミラクルフルーツは正式な学名で、
アカテツ科の植物です。実はオリーブくらいの大きさ。
緑色から赤色に熟してきたら食べ頃です。
といっても、この実を食べても美味しいというわけでは
ありません。「おもしろい事が起る」から食べるのです。
この実を口に入れておくと口の中で化学変化を起こし、
なんと、レモンやプレーンヨーグルトなど酸っぱい食品を
食べても、ぜんぜん酸っぱく感じなくなってしまいます。
この真っ赤な実にはポリフェノールの一種「ミラクリン」
という物質が含まれているそうです。
このミラクリンという物質が甘味を感じる部分である
「舌の味細胞」にくっついてしまうことで、酸味成分を
「甘味を感じる部分」で受け止めてしまうのです。
すると、甘いものではなく酸っぱいものを食べているにも
かかわらず、甘味を感じる部分が刺激されているわけですから、
人間の脳は、『甘い』と(だまされて)感じてしまうのだそうです。
食べ方は、口の中に入れたら口中にまぶずように
しばらく舌で転がしています。(写真の赤い実はドライフルーツ版)
実と種がはがれてきたら、実は食べてしまってOK。
ミラクルフルーツを食べた後、レモンを食べてみました。(^^)
レモンのはちみつ漬けみたいな、甘味のある酸っぱい果物の味に
感じました!!!
なんだか美味しくって、丸々1つレモンを食べてしまいました。
プレーンヨーグルトの方は、酸味は感じられないのですが
その他の味もしないので、ロウを食べてる感じで
あまり美味しく感じませんでした。
この味覚の変化は約1時間〜2時間続くそうです。
ただ、これは舌の味覚細胞に起ってることだから、料理に入れて
ミラクルフルーツを調理してもこの効果は起らないのですって。
子供に食べさせてあげると、「え〜〜っ!?なんで〜!?」
って、ビックリして大喜びですよ。
なんだか最近、毎日「おもしろいこと」が起ります。
ミラクルフルーツを食べた子供みたいに、驚いたり、喜んだり、
笑ったりしてしまいます。
この曲 It wasn't me は、ニューヨークで一人暮らしをして
いた時に流行っていた曲です。
歌詞が非常にバカバカしいので、みんなが好きだった曲。
題名とかすっかり忘れていたのですが、なぜか時々
頭の中で曲を思い出していました。
そうすると真面目過ぎになってキリキリしてる時でも、
なんだか、そんな自分がバカバカしくなってきて、
フッと力が抜けます。
それでヘラヘラ笑っちゃったり。
今日、偶然ひさしぶりにこの曲に再会したのでした。
ホント、ばかばかしい曲なので、締め切りに追われて
「酸っぱい」気分の今のワタシにまさに必要な媚薬です。
このレゲエは「ミラクリン」だったんですね。
「甘」くなってヘラヘラしますわ。(^^;;