Essay

グリーン・スクール敷地内でのエコ生活、自給自足を子供達が覚える

トップの写真にある模型は、前回の記事でご紹介した、竹の建物のグリーン・スクール教室部分になります。

敷地全体はこの様に↓とても広大です。

中央の渦巻きみたいな丸い屋根の建物が、上記の全部竹でできた校舎になります。

こちら↓は、グリーン・スクールの創設者ジョン・ハーディー氏。

鳥を手の上に乗せ、絶滅の危機にある白い鳥(名前忘れました…)の鳥舎の前でレクチャーしています。この美しい鳥は雄雌のペアーで2000ドル(20万弱)で売れるので、乱捕獲されてしまい絶滅の危機に瀕しているのだそうです。

グリーン・スクールで飼育して毎年300羽の白い鳥を自然に放っているそうです。

広大な敷地の中には、その中だけで充分生活できるような、エコロジーな発電所や水の浄水所、それから畑とか家畜小屋もあります。

すべてここだけで生活がまかなえるようになっているのです。子供達がそんな事を体験できるなんて、素晴らしいシステムです!

黒豚の子豚達。白ブタよりずっと美味しいと言ってました….

でもインドネシアでは「黒」を忌み嫌う風潮があったために黒豚がいまではほとんど食されなくなったそうです。

その背景には、深い差別の思想が見え隠れしています。

インドネシア人の女の子は顔をみな「ブリーチ(漂白)」することに懸命だそうですが、それはなぜかというと色白の方が「美人」とみなされるから。色の黒い女の子は学校でも虐めの対象になりやすいのだそうです。

ハーディー氏が懸念しているこの差別意識。

やたらと「ホワイトよりブラックの方がベターだ」とおっしゃっていたのですが、何か子供たちにごく自然な考えかたを持ってもらったり、無意味な差別意識をもたないような大人になってもらいたいといった、意図もあるのかもしれないですね。

ターキーもアヒルもいます!畑で収穫される食べ物は、生徒達が食べたりカフェテリアで一般にふるまわれます。

ここに通う子供達は、誰からも何も教えられていないのに、なぜか自然にベジタリアンになってゆくのだそうです。

こちら↓は発電のための渦巻き(ボーテックス)ダムです。

川の水の流れを工夫して、下記の写真のように自然にボーテックスができるようにオランダの専門家に設計してもらったもの。

敷地内を横切っている川の側にありました。(この日は水量が少なかったので小さい渦しかなく写真ではうまく撮れませんでした)

グリーン・スクール敷地内でのエコ生活、自給自足の具体的な方法やフィロソフィーを子供達が自然に身につけていく。

最高の環境の中で、子供達が学ぶ場がグリーンスクールです。

子供達のお母さんやお父さんは、子供を学校に通わせながら自分たちもグリーン・スクールの活動に賛同する気持が大きくなってゆき、多くの親御さん達が仕事をやめて本格的にここでボランティア活動をはじめるケースが多くみられるそうです。

なんだか、その気持よくわかる気がします。。。(^_^)

そしてこちら↓が、水のフィルタリングシステムです。

最高の天然水がここで作られ、この施設で使われます。

創設者ジョン・ハーディー氏は、今後は他の場所にもグリーン・スクールを増やしてゆきたいという展望を持っておられるそうです。

彼は元々シンガポールで宝石商を営んでいました。現在は61歳になられたそうですが「若い世代の人達も、できるだけ早く自分の想いを行動に移すことをすすめるよ」とおっしゃっていました。

いろいろと校内の敷地を案内してもらいながら、お話しを聞いていて、とても心に残ったハーディー氏の言葉があります。

魂が揺さぶられる想いがしました。

私は教えることもできないし、特殊技術も持っていない。
だけど “自分の想いを形に創りあげる” ことならばできる。
そう気づいた時、グリーン・スクールを設立することに決めました。

人生は短いです。
『想いを形にする』ことは、誰もが実現させたい事ではないでしょうか。

あなたはどんなことを実現させたいですか?

 

(画像をクリックすると拡大します)

greenschool

 

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・ことばアカデミー想咲人

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