コンビニのおにぎりや、カットフルーツの保存料についての体験談です。(あと人間も..)
今週末は長期間セミナーを開催している関係で、でホテルに宿泊しています。
ホテル暮らしの時には必然的に外食になってしまいます。美味しいものが食べられれば、それはそれで嬉しいのですが、消化に良いものを探すのはなかなか大変です。
昨日も、お昼に食べた中華麺が夜になっても消化できず、胃とお腹がパンパンになってしまいました。
そこで夜はさっぱりフルーツをいただくことに。
悪くならない腐らない食べ物
コンビニに売っていた、皮付きのカットされた青リンゴ。青森産と書いてありますが、なかなか美味しいリンゴでした。
ぱんぱんだった胃にも優しく、さっぱりしました。袋の裏には「防腐剤としてビタミンCを表面につけてあります」との記載がありました。
ぺろっと表面をなめてみると、ちょっと変な味です。
その味で ”ある事” を思い出してしまったので、カットリンゴの表面をお水でよく洗ってから食べました。
その”ある事”とは、お友達が体験した「おにぎり事件」です。
恐ろしいおにぎり事件簿
ある日、友人がコンビニでおにぎりを買い、コートのポケットに入れました。
その子は、なぜかそのおにぎりの事をすっかり忘れてしまったんです。そのまま春がやってきて、コートはクローゼットの奥の奥にしまわれました。
季節は移り変わり、やがてまた冬がやってきて、そのコートを着ました。
ポケットに手を突っ込んでみたら、なんと昨年のおにぎりが入ったまま!
恐る恐るおにぎりの包みを開けてみると、まったく腐敗していないのか、見た目がとっても綺麗なおにりぎだったそうです。
お母さんが握ってくれたおにぎりだったら、一年もポケットに入っていたとしたら、クローゼットが臭くて臭くて、冬になる前に気づくでしょうね。
けれども、コンビニのおにぎりは包み紙を開いても腐敗臭すらない。
お米は真っ白で、いつも普段食べているお米と見た目は同じまま。
粘っこくなったり色が変色していたり、カビで黒ずんでたりすることも、まったくなかったそうです。
友人がこんなふうに表現していました。
「このまま、コンビニのおにぎりの陳列棚に並べても、去年のおにぎりだとは誰も気づかないだろうな〜」
このくらい、何も変化がない綺麗なおにぎりだったのだそうです。
すごいですね。カンペキな保存料がばっちり入れられているんでしょうね。
彼女の話を聞いていたら、葬儀屋さんから聞いた話も脳裏に蘇ってきてしまいました。
死んでも腐らない人間
そんなにバッチリ保存料が入った食べ物が普通に売られているのなら、葬儀屋さんから聞いた話にも納得できるなと。
「最近の人は死んでも腐らない」と葬儀屋さんがおっしゃっていたのです。この話をした人の中にも「自分もそんな話を葬儀関係者から聞いたことある」とおっしゃる方も。
昔は亡くなった方が火葬場に行くまでの間、ドライアイスを切らさないようにするため、大変な作業だったそうです。
現在は、昔より使うドライアイスの料が半分以下になっているそうです。
コンビニのおにぎりと同じですね。
カットフルーツはしっかり洗ってから!
そんなこんなで、おにぎり事件を思い出してしまい、コンビニのカットフルーツをしっかり洗って食べたのでした。
この青リンゴは、まったく茶色い部分がなかったですよ。
カットしたリンゴが茶色くなるのは、ポリフェノールの一種であるエピカテキンやクロロゲン酸が、酸化酵素により空気にふれて酸化するから。
植物の自然現象ですが、それが起こらない。
カットしてあるのに、空気に触れても酸化しないってことです。
この化学反応を起こすためには、ビタミンCだけでまかなえるもの?なのか、ちょっと疑わしいと思ってしまいました。
でも洗って美味しくいただきました。出張中のフルーツはありがたい。
「カットした野菜や果物は自然に変色するのだよね」ということを念頭に置きつつ食品を選びたいと思います。
【注】
全てのコンビニエンスストアのおにぎりがそうだとは限らない、かも?しれません。(と書いておきましょうか...)