Essay

『枯れ美』を愛でよう

ガーデン・デザイナーの方から教えてもらった大切なこと。

それは、秋から冬にかけて花がなくなり、庭の植物が枯れてしまっても、“美しさ”を感じられるように、植栽を考えること。
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植物にはそれぞれの特性があり、成長の仕方も違います。花が咲いていない期間は、死んでいるのではなくて、休憩をしつつ、次に花を咲かせるためのエネルギーを蓄えているのです。

植物の休憩期間中には、地上部が枯れて見える植物もあれば、一年中、葉が落ちず緑色を保ったままの植物もいます。

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ドライフラワーの様な美しさ、アナベルです。しばらく「枯れ美」を楽しんでから、11月中旬に地上20cmくらいにカットします。

もしもお花の色だけを考慮してガーデンに植栽をした場合、花の植え替えをしない限り、秋や冬はガーデンの楽しみも一時休憩となってしまいます。

でも、花ではなく“葉っぱの形状や質感”を考慮しながら植え付けていった場合は、枯れてしまってからも意図した形状をほぼ保ってくれるので、美しいままなのです。
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植物の形状(シェープ)が考慮されたガーデンは、深い趣があります。だから秋〜冬も、枯れた植物をそのままにしておくのです。(もちろん後にカットしなくてはならない時がきますが)

枯れてもシェープの美しさを愛でることができる。枯れたガーデンを眺めていると、春の花咲く姿を“心の目”で感じることもできる。

土の下でエネルギーを蓄えている植物たちの姿に「想いを馳せる」時間を楽しむことができるんです。
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モノが溢れている時代。情報社会。
時代は移ろいゆくけれど、
植物はいつも私達に本質的なことを教えてくれる
大切な友人です。

 

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プロフィール

【大道かほ莉】Kahori Omichi
・自然療法コンサルタント
・ことばアカデミー想咲人

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