海外から弟が帰国し一晩だけ実家に泊まるということで、顔を見がてら夕食を食べに行ってきました。弟にとって久々のの日本食。母も腕を振るったみたいで美味しいおふくろの味を堪能することができました。
ふとテーブルの隅の方に目をやると、とっても妙なミネラル水のボトルが目に飛び込んできました。
これ、弟が昨晩出張で泊まったビジネスホテルから持ってきたお水でした。トレードマークの派手な帽子にミニスカート、メディアへの大量露出で有名な、アパホテルの元谷社長のドアップですね!
フラダンスガールがついたハワイのミネラル水は見た事があるけれど、中年女性のドアップ写真がついた、こんなボトル水は、はじめてみました!
なんだかインパクトが強過ぎて、気になってしかたがありません。(このようにiPhoneで写真まで撮影してしまいました)
実はこれが、アパホテルの戦略なんだそうです!!「ちょっと出過ぎ!」とか「何でこの人が!」とか、批判の対象になることで、マーケティング効果が生まれるのだそうですよ。
現に、今は国内100カ所にホテルチェーンを展開していて、それが伸び続けているのですから、この露出効果は絶大だと立証されていますね。
元谷社長は子供の頃、教師になりたいという夢を持っていたそうですが、実家のご事情で大学進学を断念。結婚後に社長になり、53歳で法政大学に進学したそうです。そのあと早稲田大学の大学院へ進み博 士課程を修了。現在では東京国際大学の客員教授を務めておられるそうです。
とはいえ、大きな組織を動かす仕事をこなしながら、同時に大学生をやったり、教鞭をとったりするのは並大抵のことでは無いでしょう。家事もご自身でなさるとか。
行動力、気力、自信、活力、目標、ありありで、やっぱりインパクト通りのスゴい人なんですね!
家庭の事情で進学をあきらめなくてはならなかった時、こう思ったそうです。
「私には、もっといい人生が待っている。
それに、学ぶ機会はきっとまたある」
・あきらめる選択。
・やめることを選択する。
想い描くような人生を手に入れるためには、これって一番重要なポイントなんじゃないかと私は思っています。究極の成功哲学といっても過言ではありません。
キッパリと清々しく “あきらめる” “やめる” を選択すると、後々、ほしいものが手に入るんですよね。
元谷社長は、少女時代に進路をやむなく変更せざるをえなかったわけですが、いま「教育者になる」とい う目標をちゃんと達成することができているのですから、生き証人です!
うぁぁぁ、
やっぱり、あのミネラル水飲ませていただこうかしら!(笑)
(ちなみに、社長の写真入りレトルトカレーもあるそうです)