我が家のじまん♬
それは、大掃除がないこと!!
窓をサッと拭いて、モップをかけたらそれで完了です!
(ワックスがけは5月の行事)
暮れも迫った先日、同業者の友人が「年末の大掃除ってさぁ、まず片付けないと掃除できないんだよね」と、ぼやいていました。
普段から、忙しい人だったら、それあるでしょうね。まずは床にちらばっている物をどかさないと掃除すらできないですから。
我が家には、なぜ大掃除が無いかというと、片付けをしなくてよくなったからです。
もちろん、以前は片付けなくてはならない「物」で溢れていました。特に、書類や本が大量に。。。けれども一念発起して、あることをやり終えたら、片付けをしなくて良い人生がはじまりました。
そのある事とは、『自分の所持品を常に把握している』という“感覚”を身につけたことです。
バックの中身の所持品ってことじゃぁないですよ!家の中(や納屋)にある、全ての自分の持ち物の『量』を把握することです。
自分が持っている「物」たちと真剣に向き合い、そして、好きでもない物とは縁を切ることを決心します。
そんなふうに選別していった結果、現在の我が家は、どこの扉を開けても、どの引き出しを開けても、”大好きな物” しか入っていません。
想像してみてください!
クローゼットや納屋や引き出しを開けただけで、心がワクワク嬉しくなるのです。幸せのネタが家の扉や引き出しに潜んでいるのですから、幸せなことこの上ないです。
この方法は、ある家具職人さんにもシェアしたのですが、その通りにやってみて、感銘を受けたとかで、HPに載せてくださいました。やり方は、こんな感じです......
Step①
現状の自分の状態(すなわち物で溢れかえっている状態)を、“病気”である、とまずは認識します。資本主義社会における特有の病気ですね。我々の住む世界には「買わされる」文化があります。
家が物で溢れているなんて国は、日本やアメリカ以外ではあまりないでしょう。まさに、我々はtoo muchの病気にさせられているのです。
Step②
その上で、所持品がどのくらいあるかしっかり“見る”ことをします。洋服をやる日は洋服だけを家中全部から集めてきて山にします。全部一度にはできないから、物別に順番にやってゆきます。(本や書類・キッチン用品・などカテゴリー別)こんまり流ですね。自宅の「膿み」のようなものがウヨウヨ出てきます。(^^;;家の中の「毒素」ともいえるような物も(><)きゃ〜
Step③
量を把握できたら、病原となっている物を選び出し処分します。それは、「大好きでもないのに家にあるもの」です。山積みになった『物』を、1つ1つ手にとって、胸にあてて心に聞いてみてください。
「私はこの“物”が大好きですか?」
「この“物”によって幸せになっていますか?」アッシー君、メッシー君、は不要です!♡がときめく本命くんだけをとっておき、他の物は処分する袋につめてゆきます。
Step④
全部終わったら、しまう場所を決めます。あとは、出したら元の場所に戻すだけ!(他の人が出しっ放しでもすぐ片付くようになります)
この選別するときの感覚を、「なんかよくわからない」という男性もいます。けれども、その “よくわからない” という鈍った感覚が原因で、“物で溢れかえった家”という病気をつくっているのです!!
「心に聞いても答えが分からない」という感覚は、例えていうならば、「免疫機能が落ちている身体」です。これは由々しき問題です。
だから、“心に聞く”という感覚がわからない場合は、わかるようになるまで、繰り返し練習するのです。
もしもこの“感覚”がわからないままだったら、片付けをしても、再び片付けなくてはならず、定期的な片付けが必要になってきてしまいます。
『散らかる』→『片付ける』→『散らかる』→『片付ける』→go on... 永遠に片付ける人生がつづきます。
“感覚” がわからないのが、日本人やアメリカ人のかかっている病気そのものなのですから!
そして、その感覚がわかってきたら、自分の持っている物の量が、常に感覚的に把握できているようになります。
それの何がいいのか!?というと、免疫力が高まっているわけですから、病気になりそうかどうかが、すぐ直感的に分かる様になるのです。
『自分の持っている物の量が感覚的に把握できている』ということは、それ以上の過剰分の物が家の中にあった場合、「あ、これは不要物だな」とか、「あ、なにかが過剰になってるな」など、
なんとなくわかるようになっています。
そして結果的に、
「物が増えない家になる」のです!!
他国の人々にとっては普通であるこの感覚が、買わされ文化の我々にも蘇ってきます。
そう、昔はときめいていた彼氏でも、今はもう大好きでもなんでもない。そう心が答えたならば、速攻で処分!!
これは余談ですが、、、、
収納を頑張る趣味の人がいるのを昼間のTVで見たことがありました。収納に工夫をこらす行為は、今日の記事のメインテーマの真逆をゆくものとなります。
片付けをしなくてよくなった現在では、声を大にして言えます。
『×収納にこってはいけない!!』
「隙間やありとあらゆる場所に工夫して物を収納する」という意図を持つと、必然的に物がどんどん増えてゆきます。持っている『物』の全体量が増えてしまう、ということです。
「収納」の話題は、現在、ブログや雑誌で非常に人気の高いカテゴリーとなっています。マスコミに踊らされて罠にはまらないようにしてくださいねっ。
まとめますと、、、、
「片付けなくてもいい人生」を手に入れるためには、自らの病を治して、正常な “感覚” を身につける事。
自分の持ち物を把握できてないということは、自分の人生(考え)をも把握していないことと同じである、と認識すること。
そして、資本主義社会に生きてる者として、“買わされ病” にかかっていることを、「悔し〜い!!」と思えるようになること。
片付けなくてもよい人生がはじまると、思い込まされ、搾取される生き方からの『解放』となります!