アファメーションの書き方のハウツーで、「不要になったアファメーションは、からならず破り捨てしましょう!」というものがあります。
あまりアファメーションを書く習慣がなかった方にとっては、何かの「儀式」のように思えるかもしれません。
でもこれは、儀式やおまじないではなくて意味がある手順なのですよね。
これまでの私やクライアント様の経験から、「絶対に外せないステップ」と捉えています。新しい目標が決まりアファメーションを書く時には、必ずやって欲しいこと。
アファメーションを書くだけでなく、同時に過去に書いた目標もしっかりチェック。そして、もう不要になったものをピックアップし破棄するのです。
これから、それをすべき理由についてお話しさせてください。
①どうでもいい目標が叶っていいの?
古い目標をわざわざ破棄しなくてはならない理由の一つは、破棄しないと「叶ってしまうから」。。。
特にへんなことを書いたわけではないから、叶ったとしても、まーいっかと思う人もいらっしゃるかもしれません。
でも、人生はそんなに長いものではありません。時間は貴重な宝。別にもうどーでもいいことを実現化させているヒマなどないはずです。
もう不要になった目標が前進していく時のエネルギー。エネルギーの無駄遣いという気がしませんか!?
②互いに矛盾し合う
『アファメーションの破棄』は、アファメーションの設定と同じくらい重要なこと。それはなぜかというと、新しい目標だけでなく古くて不要になった目標までもが叶ってしまうから。
時間差で叶うのならまだいいのですが、微妙に絡み合った内容だった場合、新旧のアファメーションが混ざり合ったシチュエーションで実現化されてしまうこともあります。
最もネックなのが、新しく設定したアファメーションの実現化の足かせになってしまうこと。エネルギー的に矛盾し合うのでしょうか。足の引っ張り合いをするようなもので、新しいアファメーションのためのフォースが弱まります。
例えば、、、
昨年は「イギリス留学する」というアファメーションを書いたけど、やっぱり今年になったら急に結婚して子供が欲しくなってしまい、留学のことなんかもうどうでもよくなってしまった。それで、新たに結婚のアファメーションを書いたとします。古い留学のアファメーションは破棄しなかったとします。
そうすると、結婚が叶ったが夫がイギリスに転勤になった。英語を勉強するためになぜか学校に入ることになった。勉学に勤しみ大学を卒業する目標もできたところで、妊娠がわかった。。。などなど、こんな感じで絡まることもあります。
この例だとそんなに悪くはないように思えますが、もうどうでもいい目標が叶ってしまうのは、本人的にはそんなに良いことではありません。
それならそのぶん、新しい目標の方をもっと早くもっとパワルフに現実化させたい、というのが心情ではないでしょうか。
新しい目標を書く時は必ず見直しをする
そんなわけで、新たに目標を書いた時には、過去のアファメーションのチェックを必ずしてください。
そして、もうどうでもよくなった古い目標のアファメーションは破いて破棄することをお勧めします。できれば、赤ペンで大きなバッテンを書いた上で、ビリビリに破り捨てるとベターです。
まだ全てのアファメーションをきちんと管理していなかった頃(思いつきで書きなぐっていた頃)、もういらないアファメーションを放置していて、叶ってしまったものがいくつかあります。
でも、もうどうでも良いことだったので夢が叶ったとは認識しないんですよね。古いノートを読み返してみたら、書いてあったことが達成されててビックリする、というパターンで叶ったことがはじめてわかるんです。
みなさまはいかがでしょうか?
「あ〜、これはもういいや」という、まだ現実化されてない目標って、いくつかありませんでしょうか?それを書いた紙やノートは残っていませんか!?
もう不要になったアファメーションは、からならず破り捨てしましょう!
新しく書いた目標を達成させるために必要なことだからです。
✨【備考】
この記事は、sousakubito.comより当ブログへ移動させたものです。