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メールで即答できない2つのタイプの質問とは!?自分で答えを導き出す方法について

メールで即答できないタイプのご質問について、その理由について、お話します。「どこに住むべき?」という質問と、「名付けや屋号はどうしたらいい?」というタイプの質問です。

ご自身の中から答えを導き出す方法も書き添えますので、ご興味ある方はぜひ読み進めてみてください。

関連記事⇨ メールの質問力をつけて、相手から欲しい情報を引き出そう

メールで即答できない2つのタイプの質問とは!?


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いつもコメントやご質問をいただき、ありがとうございます! 実名の方や、きちんとしたお便りをくださった方にはお答えを返信させていただいています。

その後のご報告をいただくと、私自身もとても勉強になります。

これまで数十年間にわたり数千万円をかけて勉強してきたこと、それと、長年実践してきた経験と実績から導き出された「答え」を、ご質問者に提供する。

そして、質問者の方がアドバイスに沿った何かを実行して、その結果を報告をしてくださる。

ご報告をいただくことで、アドバイスしたことが万人に有効なのか?それとも人によってばらつきがあるのか?などを、知ることができるので、とてもありがたいことです。

この循環は、地球の自浄作用のように感じています。

しかし...

お答えできない種類の質問もあります。

それは、「本人の魂から答えを搾り出さねばならぬこと」、に関するご質問です。これに関してだけは、膝をつき合わせてじっくり向き合わないことには解決できません。メールでの受け答えはできない性質の質問に当てはまります。

じっくりと質疑応答を重ねていき、対話し、ご本人の源へアクセスできるように導いて、答えを本人の深いところから引き出す作業が必要になってくるからです。

 


導きだされた答えは、ご本人が「100%これでいい!」という感覚になれるものでなくてはいけません。

 

具体的にはどんな内容の質問が、答えをすぐに提供できない質問なのか、例を挙げてみます。


(1) 住まい選び・土地選び

(2) お店や会社の名付け


これらに関することです。  1つづつ解説してみます。

 

(1) 住まい選び・土地選び

 

環境を整えることは私の専門の1つです。暮らしの心理学に関わることであり、快適生活や豊かな人生のためには必須の項目になります。

そして、クライアント様の住まい選びや土地選びに関わることは、私にとってはとてもワクワクすることでもあります。

住所をお聞きして、Googleアースで立地を見て、東西南北を確認し、間取り図を見る。

すると実際にそこへ行ったぐらいの情報が得られます。そこから、陽当たりのことから、家事の動線、騒音、近隣との関係性まで詳しくお話ししていきます。

クライアント様は「まるで家に来たことがあるみたい!」とびっくりされますが、これは職人技のようなもの。

長年同じことを繰り返しやっていると、そのことを通して様々なことを察知するようになってくるのです。どんな職業でも一生懸命に仕事に取り組んでいる人は、そうなります。

ですので、時々「これと、これと、これ、どの物件を借りたらいいと思いますか?」と、候補3つぐらいを送ってきてアドバイスを求める方がおられます。

私にとっては、これは楽しい作業です。 ワクワクしながら拝見していき、「これが一番いいと思いますよ」と、以前はお返事していました。

ところが....

悲しいことに、私が選んだ物件が採用されることはありません。なぜだと思いますか!?

それは、住む家というのは、住む人の自己イメージに合致しているものだからです。別の言い方をすると、

 


人は自分の自己イメージに合った物件しか選べないのです。

 

居住者ではない私が、知識を総動員させ「これが一番いいですよ」と導き出した物件が、必ずしも質問者様の自己イメージに合致するとは限らないのです。

この場合は、やはり膝を突き合わせて話し合うコンサルティング/カウンセリングが必要になってきます。

「将来、どんな風になっていたいか?」、「どのような望みを叶えたいと考えているのか?」、「10年後はどうなっていたいか?」など、たくさんの質問を投げかけて、本当の望みを洗い出していく工程が必要です。

その作業をやっていった先に、どのような自己イメージが欲しいのか?(どんな自分になりたいのか)が見えてきます。

それを、クライアント様と私の両方が見えている状態で、物件を選んでいくのが理想です。

そうすることで、欲しい未来が手に入りやすい新居が選べるからです!

 


⭐️現在の自己イメージのまま、新しい家を選ぶと、今の自己イメージに合致したものしか選べません。

 

これ大切なポイントです。

自分を成功へと後押ししてくれる住まいと出会うには、探す前に、どんな暮らしをしたいか、どんな自分になりたいか、を明確にしておくことが必須なのです。

そんなわけで、「この中でどの家を選んだらいいですか?」「この物件でいいでしょうか?」というご質問にはすぐには答えを出せないのです。

出したとしても、選んでもらえないので双方にとって悲しい結果となってしまうのです。  

関連記事⇨ 住む家のグレードと収入が連動してしまうコンフォートゾーンの話

 

(2) お店や会社の名付け


何かに名前をつけることは、本人にとって非常に重要なことです。一度名前をつけたら、一生変えることがないから(変えることにはリスクが伴う)。

それからもっと大事なのが、つけた名前を使うたびに、その名前を使っている人に影響を与えるからです。

生まれてくるお子様に名前をつける時には、とても慎重になります。

それと同じように、会社名を考えたり、店舗の名前を考えたりすることも重要なこと。

響きが良い名前が候補になっていて、「これどうでしょうか?」と質問をされたとしたら、私は安易に答えるべきではないと考えています。

それは、名前は言葉でできているから。

例えば、ビジネスネームを決めるとしたら、ご本人様のお名前に欠けている「音」が必要かもしれません(その言葉を発音するときの「音」です)。

それにより、ご本人様とビジネスとが互いを補い合い、全体性をもたらすこともあるからです。

もしくは、欠点になりやすい性質をお持ちなら、それを癒すような「音」が入っていると良い方向へ導かれるかもしれません。

さらに重要なのは、ビジネスが発展するためにはその時代の流れにある程度あった言葉や音にする方が、うまくいきます。

また、その時代によって人々から信頼されるような名前や、不信感につながる名前もあります。

一般的には、人々の記憶に残りやすい名前、イメージがビジネス内容にあっている名前、など、マーケティング的な要素も考慮する必要があります。

必ずしも、カッコよく見える名前が最適というわけではないのですよね。

そんなわけで、名前に関しては簡単に「これがいい」とか「それいいじゃん」と答えることは、すべきではないと考えています。

いいかどうかを決める前に、入念なコンサルティングによって、名前を使うご本人の思想フィロソフィーを洗い出すことは必須。

職種によっては、サービス内容そのものの名前というよりも、その人の在り方思想が反映された名前の方が良いこともあります。

そんなわけで、安直に答えを出せないものの2つ目は、ネーミングに関することでした。  

自分自身で最良の答えを導き出すには?


質問をお寄せいただいても即答できないタイプの質問は、本人の思想をさぐるべき案件、すなわち「本人の魂から答えを搾り出さねばならぬこと」、に関するご質問には、安直にメールでお答えすることは残念ながらできません。

ご本人の想いを深堀していく必要があるからです。

自分自身で最良の答えを導き出してみることを試みることもできます。実際にカウンセリングやコンサルティングを受けなくても、「これだ!」と閃くかもしれません。

やり方は1つ。

 


「先の目標を立てる」こと、それを書き出すこと。

 

できるだけ具体的に。できれば、1年後、3年後、5年後、10年後、ぐらいまで!アファメーションとしてしたためてください。

 

そうすると、脳の認知が変化して、最良の答えが降りてきます。

「もう!これしかないでしょ!」と確信に近いものを感じるような「ひらめき」があったり、直感がおりてきたりしますので、ぜひトライしてみてください。    


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